今週は、先週の放送の続編、神戸市立科学技術高校空飛ぶ車いす研究会part2!
聴いてくださった皆様、ありがとうございました!
今週は、先週に引き続き、
ゲスト:神戸市立科学技術高校空飛ぶ車いす研究会の2年生メンバー
部長さん、はるこさん、きゅうななさん、かっつんさん
メインパーソナリティ:かっくー
でお届けしました。
活動内容や4人が入部した理由、一番やりがいを感じることは?などなど。空飛ぶ車いす研究会の活動や活動に対する想いについて詳しく伺いました!
<活動内容について>
かっくー(以下か):後半では、前半で軽く聞いた、ボランティアの活動内容について、もうちょっと詳しく聞いていきたいと想います。前半でもお聞きしたんですが、どんな活動をしているのか、聞かせてください。お願いします。
部長:私たちは、国内の病院や施設、個人などから使わなくなった車いすを提供していただき、洗浄、分解、整備など、工業高校の特徴を活かした作業で、車いすを長く使えるようにし、東南アジア諸国など車いすを必要としている人たちに提供する活動をしています。
か:ありがとうございます。何度聞いても、素晴らしい活動だなと感心するんですが、さっそくこの活動についての想いであったり、楽しかった経験などを聞けていけたらなと思います!
<入部理由>
か:さっそくなんですけど…。入部理由聞いていきたいんですけど、じゃあ、まず部長から入部理由を教えてください。
部長:はい、僕は中学の時から自転車の整備を趣味でやってて、この学校の説明に来たときに、ちょうどこの部活の活動を見て、それで楽しそうだなと思ってこの部活に入りました。
か:そうなんだ!じゃあ、もう見つけたときほんまに「これや!」みたいな?
部長:そうですね、もうここしかないなと…!(笑)
か:すごいですね、そのめぐりあわせというか…。
じゃあ、続けてきゅうななさん、いいですか、入部理由。
きゅうなな:この空飛ぶ車いす研究会の顧問の有吉先生に誘いを受けて、「入ってみるか?」っていう感じだったんですけど...。
か:それはもう、先生直々に…。
きゅうなな:ちょっと前からその先生と交流があって、その先生と話していて、「うちに来ないか?」と。
か:入部理由が推薦ってかっこいいですね!
じゃあ、続いてかっつん、聞いていこうか、入部理由。
かっつん:ボランティアっていう活動に興味があったから入部しました。
か:なるほどねー。それまでにもボランティアっていうのには、興味はあったの?
かっつん:一切ないです。
か:あー、けどこれを見て、「なんかボランティアってええな」みたいな…?
かっつん:はい、そうです。
か:じゃあ、この活動やってみて、やっぱり入って良かったなみたいなのってある?
かっつん:夏休みに、老人ホームなどへ修理をしにいったときに、作業し終わった後に、「ありがとう」など、施設の方に温かい言葉をいただいたときは…
か:やりがいあるなーってほんまに思う感じですよね!修理した車イスを乗ってる人にも「ありがとう」って言われてうれしいなーみたいな。ボランティアに興味があったということが入部理由ということで…。
じゃあ、続いて、はるこちゃん!
はるこ:私も、似たような感じになるんですけど、もともと中学の時にボランティア部に入ってて、そのときから、ボランティアの活動には興味があってそれで入りました。
か:なるほど。ちなみに中学ではどんな活動をしてたんですか?
はるこ:手作りで大きめの紙芝居を作って、老人ホームとか、児童館とかで読んだり、あと歌を歌ったりして交流をしていました。
か:なるほど、老人ホームであったり、施設で活動するって感じなんですね。やっぱり、喜んでくれる姿とか見たら、やってて良かったなと思うことありますか?
はるこ:紙芝居を読み終わったときに、おばあちゃんとか泣いてくれる方もいて、「感動したわー」とか…。あと、同じ所に毎年行ってて、いつも同じ方が手をつないで「ありがとう」とか言ってくれて、嬉しかったです。
か:感動してくださると…!じゃあ、中学のときからボランティアに自ら携わってて、高校入っても、ボランティアは自分には合ってたなと。
<今までで一番やりがいを感じたこと>
か:ボランティアの入部理由の中でも少し触れてたんですけど、今までで一番やりがいを感じたことを一人一人聞いていきたいなと思います。まず、部長!
部長:すごく難しい車いすがあるんですけど、それを一発で、手直しなしで合格したとき。
か:そっか!その難易度が難しいなかでも、一発合格!
部長:それは気持ちいい、最高です!
か:どやーみたいなね(笑)一発合格で!
きゅうななさん、あります?やりがい感じたこと。
きゅうなな:車いすにこびりついた錆ですとか、汚れとか、なかなか落ちないやつがあって、それを長時間磨いて、格闘しまくって、表面見たらピカピカになったときとかはもう、「よっしゃ、やった!」と。
か:はー、なるほど!なかなかとれなくて、それでも格闘して、やっととれたっていうときが!
きゅうなな:せっかく修理して届けても、使う部分が埃ですとか錆とか、ものによってはグリスとか錆のりとか付いてたら嫌じゃないですか。だから、渡されて嬉しい車いすを作りたいなと。
か:そっか、そっか。ほんまに細かい所まで思いやりが詰まってる感じが、すごいひしひしと伝わってきますけれど…。
<告知&ボランティアを始める人へメッセージ>
か:結構時間もいい感じなんで、ここで告知とかあったりしますか?
はるこ:使わなくなった、書き損じのはがきが100枚あれば、車いすを寄贈できるっていうのがあって、書き損じのはがきがあったら、私たちの顧問である有吉先生まで連絡していただければと思います。
か:100枚集めれば、1台ということですね。ありがとうございます。
じゃあ最後に、これからボランティアを始めたいと思ってる、年代的には、同年代くらいの人に向けて何か一言あれば、お願いしていいですか?ここはやっぱり部長からいこうか!
部長:僕たちは車いすの整備ボランティアっていう形でやってるんですけど、他の方法はいくらでもあると思うので、自分にできそうなことから積極的に始めてみてほしいかなと思います。
か:なるほど。自分の中でやりたいとか思う気持ちが少しでもあれば、ほんまにやってほしいですよね。じゃあ、きゅうななさん!
きゅうなな:例えば、今自分がこうやってボランティアに参加してるのだって、最初はただ帰宅部を卒業したいっていうすごく簡単な理由だったんで、最初の理由は何でもいいんで、自分に一番あったボランティアを探して、始めてみるのが一番いいのかなって思います!
か:ありがとうございます。今日はいろんなお話聞けて、本当に楽しかったです!
☆
今回は、車いす整備ボランティアの活動、活動に対する想いについて、詳しくお話を伺いました。第一回、第二回放送の収録を通して、活動や想い、メンバーの素顔に迫るお話をたくさん聞くことができ、とても楽しかったです!
出演してくださった、空飛ぶ車いす研究会の皆さん、本当にありがとうございました!
来週は、Love the worldzのお二人とお送りします。来週も是非聴いてください!
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